第二次大戦中のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と首席指揮者のフルトヴェングラーによる演奏が最新技術でよみがえり、22枚組みCDとして昨年末に発売された。同楽団の自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」が始めたアーカイブシリーズの第1弾。戦火が街に迫る中、命がけの演奏会と放送を続けていた時代を、音で振り返る。主な音源は旧ソ連の占領軍に押収され、冷戦終結後にようやく返還されたテープで、それ自体が現代史の“証人”だ。音色や速度など、当時の雰囲気をそのままに修復・デジタル化を施したという。
ドイツでは終戦間際まで、国威発揚の最後のとりでとしてベルリン・フィルが演奏会を続け、帝国放送が収録…
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