パニッシャー: ウォー・ゾーン
| パニッシャー: ウォー・ゾーン | |
|---|---|
| Punisher: War Zone | |
| 監督 | レクシー・アレクサンダー |
| 脚本 |
ニック・サントラ アート・マーカム マット・ホロウェイ |
| 製作 | ゲイル・アン・ハード |
| 製作総指揮 |
オリヴァー・ヘングスト エルンスト=アウグスト・シュナイダー アリ・アラッド オグデン・ギャヴァンスキー マイケル・パセオネック ジョン・サッキ |
| 出演者 |
レイ・スティーヴンソン ドミニク・ウェスト ジュリー・ベンツ コリン・サーモン ダグ・ハッチソン ダッシュ・ミホク ウェイン・ナイト |
| 音楽 | マイケル・ワンドマッカー |
| 撮影 | スティーヴ・ゲイナー |
| 編集 | ウィリアム・イェー |
| 制作会社 |
マーベル・ナイツ ヴァルハラ・モーション・ピクチャーズ |
| 配給 |
|
| 公開 |
|
| 上映時間 | 103分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $35,000,000[1] |
| 興行収入 |
$10,089,373[1] |
概要
[編集]マーベル・コミック社の人気シリーズ『パニッシャー』の実写映画化作品。過去の作品も含めると3度目の実写化となるが、それぞれの作品の間に関連性は一切無い。
以前に製作された2作品(それぞれドルフ・ラングレン、トーマス・ジェーンが主演)では、フランクの生い立ちや家族を失うまでの経緯といった各設定が変更されていたが、本作は原作の数あるシリーズの中から「Punisher: Max」シリーズの設定がそのまま用いられている。また、3度目となる映画化に準じて、パニッシャーを象徴するスカル(髑髏)のシンボルも変更が加えられている。
製作元はマーベル・スタジオ。本作は同社が独立してから製作された3本目の作品だが、初めて「マーベル・ナイツ」(Marvel Knights=マーベル作品の中でも大人向けのものにのみ与えられる社標)としてクレジットされている。
ストーリー
[編集]元アメリカ軍兵のフランク・キャッスルがマフィアに家族を殺され、法で裁けない悪に処刑を下す「パニッシャー」として暗躍するようになってから6年。
ある夜、フランクはニューヨークを牛耳る巨大マフィアのパーティ会場を襲撃。幹部たちが次々と処刑されていく中、「ハンサムビリー」の異名を取るビリー・ルソッティはその場から逃走してしまう。事件現場に居合わせた市警の刑事からビリーの潜伏先が波止場の倉庫であると聞き、フランクはすぐさま波止場へ急行。隙を突いて倉庫へ潜入すると、ビリーの腹心であるドナテッリを射殺。続いて手下たちを次々に処刑し、ビリーをガラス粉砕器の中に突き落とす。
処刑を終えたフランクだったが、間もなくドナテッリがFBIの潜入捜査官であったと知り衝撃を受ける。自身が護るべき「善」である人間の命を奪ってしまったことで、苦悩するフランク。思い詰めた末にドナテッリの家を訪れるも、ドナテッリの娘であるグレースの無垢な眼差し、そして妻アンジェラの憎しみを目の当たりにし、フランクはパニッシャーとしての活動を辞めることを決意する。
その頃、顔面を包帯で覆った男が場末の違法医師の元にいた。男は死んだはずのビリー。植皮で醜い顔になったビリーは違法医師を殺し、自ら「ジグソウ」と名乗り、生き残ったわずかな手下たちと共にフランクへの復讐を誓う。
ジグソウは手始めとして、精神病院に監禁されている弟の「変人(ルーニー・ビン)ジム」ことジミーを解放。
その頃、フランクは情報屋にして武器屋でもある「マイクロチップ」ことライナスの元へ向かい、自身のパニッシャーとしての辞意を伝える。だが、アンジェラとグレースのドナテッリ母娘に危機が迫っていることをライナスから告げられ、ジグソウを葬り去るまではパニッシャーの活動を続けることを決意。かつて資金の洗浄役がフランクに殺害され、なおかつFBIの潜入捜査官という素性を持っていたドナテッリが資金をかすめ取っていたと思いこんだジグソウはドナテッリ邸を襲撃する。市警のソープ刑事、ドナテッリの相棒であったブディアンスキー捜査官の協力を得て、フランクは母娘を自身の隠れ家に匿う。
ジグソウ達はフランクが留守の間に隠れ家を急襲。ライナスの弟分であるカルロスに致命傷を負わせ、ドナテッリ母娘とライナスを拉致してしまう。隠れ家に戻ったフランクは助かる見込みのないカルロスをやむを得ず撃つ。 ブラッドストリート・ホテルにギャング達を集め、フランクを誘き寄せるジグソー。フランクはホテルを急襲。ホテルはウォー・ゾーン(交戦地帯)となる。アンジェラ、グレース、ライナスを人質としたジグソーはライナスを撃てと迫る。フランクはジミーを撃ち、ライナスはジグソーに撃たれる。フランクはジグソーを殺し、ブディアンスキーらの助けで現場を後にする。見送る事になったソープはフランクに自警団員を辞めたらと話すも、フランクはおらずソープは強盗に銃をむけられる。ソープはフランクを呼び、フランクは強盗を射殺。
登場人物
[編集]- フランク・キャッスル
- 演 - レイ・スティーヴンソン
- 犯罪者を退治する男。特殊部隊の教官を務めていたが妻子を殺害され、パニッシャーとなった。極悪とみなせば女性も躊躇なく殺害する。しかし、潜入捜査官であった善人を殺害してしまい、自分の活動に自信を持てなくなる。せめてもの償いに、その家族であるアンジェラとグレースを守ることを決める。悪人に対する容赦がない一方で善人にはかなり甘く、ポールとの戦いでは有利だったのにFBIとわかったら気が緩んだところを手錠をかけられてしまった。
- ビリー・ルソッティ
- 演 - ドミニク・ウェスト
- 通称ハンサムビリー。死を偽装しながらもキャッスルを追う。
- アンジェラ・ドナテッリ
- 演 - ジュリー・ベンツ
- FBI捜査官の夫を持つ女性。夫を殺害してしまったフランクを当然恨み、慰謝料といえた金銭も受け取らなかった。
- ポール・ブディアンスキー
- 演 - コリン・サーモン
- FBI捜査官。フランクが殺害してしまった捜査官の相棒だった。フランクとほぼ互角の殴り合いをするなど戦闘能力はある。
- ルーニー・ビン・ジム
- 演 - ダグ・ハッチソン
- ビリーの弟。
- マーティン・ソープ
- 演 - ダッシュ・ミホク
- 刑事。フランクの素性を知っている。
- ライナス・"マイクロチップ"・リーバーマン
- 演 - ウェイン・ナイト
- 武器屋であり情報屋。母親の介護をしている。
- グレース
- アンジェラの娘。
キャスト
[編集]| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| フランク・キャッスル(=パニッシャー) | レイ・スティーヴンソン | 大塚明夫 |
| ビリー・ルソッティ(=ジグソウ) | ドミニク・ウェスト | 斎藤志郎 |
| アンジェラ・ドナテッリ | ジュリー・ベンツ | 藤本喜久子 |
| ポール・ブディアンスキー FBI捜査官 | コリン・サーモン | 西凛太朗 |
| ルーニー・ビン・ジム | ダグ・ハッチソン | 高木渉 |
| マーティン・ソープ刑事 | ダッシュ・ミホク | 木下浩之 |
| ライナス・"マイクロチップ"・リーバーマン | ウェイン・ナイト | 原田晃 |
| ピッツィー | マーク・カマチョ | 中村浩太郎 |
| ニッキー | ロマーノ・オルザリ | 佐藤せつじ |
| ミラー | ラリー・デイ | 丸山壮史 |
| その他 | N/A | 間宮康弘 小松史法 加納千秋 田村健亮 杉山大 安藤紫緒 前野智昭 平野夏那子 |
| 日本語版制作スタッフ | ||
| 演出 | 久保宗一郎 | |
| 字幕翻訳 | 岸田恵子 | |
| 吹替翻訳 | 松崎広幸 | |
| 調整 | TFCスタジオセンター | |
| 制作 | 東北新社 | |
脚注
[編集]- 1 2 “Punisher: War Zone (2008)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年3月29日閲覧。