コンテンツにスキップ

ベス・ダニエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベス・ダニエル
Beth Daniel
Image
Image
2009年8月2日
基本情報
生誕 (1956-10-14) 1956年10月14日(69歳)
身長 180 cm (5 ft 11 in)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国サウスカロライナ州チャールストン
経歴
プロ転向 1979年
成績
優勝回数 メジャー:1勝
LPGAツアー:33勝
初優勝 1979年パティ・バーグ・クラシック
賞金王 1980年
賞金ランク最高位 LPGAツアー・1位(1980年・1981年・1990年)
殿堂表彰者
選出年 2000年
選出部門 LPGA
テンプレートを表示

ベス・ダニエルBeth Daniel1956年10月14日 - )はサウスカロライナ州チャールストン出身のアメリカ合衆国の女子プロゴルファー。1979年よりLPGAツアーに参戦し、メジャー1大会を含む33勝をあげている。2000年に世界ゴルフ殿堂入り[1]

トッププロでは珍しいベースボールグリップ(別名テンフィンガーグリップ - 右手と左手の指を重ねたり絡ませたりせず、10本の指全てでクラブを握る野球のバットのような握り方)を採用していることで有名な選手である[2]

アマチュア時代

[編集]

ダニエルはファーマン大学でゴルフをプレーし、後のLPGAプレーヤー、ベッツィ・キングシェリー・ターナーと共に1976年の全米選手権チームの1員であった。ダニエルは1975年と1977年の全米女子アマチュアゴルフ選手権に勝利し、1976年と1978年のカーティスカップアメリカチームのメンバーとなった。1978年末にプロに転向し、1979年からLPGAツアーに参戦した[3]

プロ転向後

[編集]

1979年のパティ・バーグ・クラシックで初勝利をあげ、この年のLPGAルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。続く5年間はナンシー・ロペスの絶頂期であったが、それでもダニエルは13勝をあげた。1980年には4勝し、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。1982年、1990年、1994年にはツアー最多勝利選手になっている。年間最少平均スコアのタイトル(ベアトロフィー)も3回ものにしている。特に1989年は年間平均スコアが71.00を下回った、LPGA史上2人目の選手となった[3]

唯一のメジャー大会優勝、全米女子プロゴルフ選手権の勝利を含む7勝をあげた1990年が彼女の競技生活の頂点である。賞金女王、ベアトロフィー、LPGAプレーヤー・オブ・ザ・イヤー、更にはAP通信アスリート・オブ・ザ・イヤー (Associated Press Female Athlete of the Year) も獲得した。ダニエルは2度の大きなスランプに苦しんだ。1986年から1988年まで、そして再度1996年から2002年まで1勝もあげる事ができなかった。2003年にBMOカナディアン女子オープンで復活優勝を遂げた時には、ダニエルの年齢は46歳・8ヵ月と29日に達しており、これは2009年8月現在、ツアー史上最年長優勝記録である。彼女は同時代のキングパティ・シーハンエイミー・オルコットなどの大方の選手たちより長期間LPGAツアーで活躍を続けた[3]

2005年から出場トーナメントを減らしており、2007年には5大会に出場した。同年、ソルハイムカップアメリカツアーチームの副主将を務め、2009年にはイリノイ州のリッチ・ハーベスト・ファーム (Rich Harvest Farms) で開催されたソルハイムカップで主将に指名され、トータル16ポイント対12ポイントでヨーロッパチームを破った。2007年、ザ・ゴルフ・チャンネルのLPGAツアー中継番組で臨時の解説者を務めた。初仕事は2007年のセーフウェイクラシック (Safeway Classic) であった[3]

またダニエルはサウスカロライナ州で最も優れた女子ジュニア・ゴルファーに「ベス・ダニエル・アワード」を授与している。同賞はサウスカロライナ・ジュニア・ゴルフ・アソシエーション (SCJGA) で年間最も多くのポイントを獲得したプレーヤーに与えられる。

LPGAツアーの優勝歴

[編集]

通算33勝。太字はメジャートーナメント大会。

LPGAツアー以外の優勝

[編集]

LPGAメジャー大会の成績

[編集]
トーナメント19761977197819791980
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 ... ... ... ... ...
全米女子プロゴルフ選手権 DNP DNP DNP T38 T3
全米女子オープン CUT T24 T53 T20 T10
デュモーリエ・クラシック ... ... ... T16 T5
トーナメント1981198219831984198519861987198819891990
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 ... ... T2 4 T11 T7 T22 DNP T6 T6
全米女子プロゴルフ選手権 T5 T7 T16 T2 T10 T15 T58 DNP T14 1
全米女子オープン 2 T2 WD T10 CUT T21 T33 T10 T20 T6
デュモーリエ・クラシック T17 2 T63 T6 T14 27 CUT T47 T7 3
トーナメント1991199219931994199519961997199819992000
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 T30 T8 T69 T19 T47 DNP CUT 72 T43 T47
全米女子プロゴルフ選手権 4 T35 T17 T7 T18 T26 DNP T58 CUT T33
全米女子オープン T11 CUT T53 T18 CUT T19 DNP T31 T47 8
デュモーリエ・クラシック DNP WD T17 CUT T45 T36 DNP T54 T13 T23
トーナメント2001200220032004200520062007
クラフト・ナビスコ選手権 T55 T14 T5 T40 T9 T13 DNP
全米女子プロゴルフ選手権 T26 2 T3 T39 T54 T39 CUT
全米女子オープン T24 T7 T20 T27 CUT DNP DNP
全英女子オープン ^ CUT T16 T14 T5 T56 T6 T50

† 現在クラフト・ナビスコ選手権として知られているこのトーナメントは1999年までナビスコ・ダイナ・ショア大会であった。2000年にナビスコ選手権になり、2002年に現在の名称となった。
^全英女子オープンは 2001年からデュモーリエ・クラシックの代わりにLPGAメジャー大会に昇格した。
DNP = 出場せず
CUT = 予選落ち
WD = 棄権
DQ = 出場資格無し
... = メジャー大会ではなかった
"T" = 複数の選手と順位を分け合った(タイ)
グリーン地は優勝、黄色地はトップ10入りを表している。

脚注

[編集]
  1. World Golf Hall of Fame Profile: Beth Daniel (英語). World Golf Village.com. 2009年8月31日閲覧。
  2. Holding the Handle - The Three Primary Grips: Ten Finger Grip (a k a Baseball Grip) (英語). Golf About.com. 2009年8月31日閲覧。
  3. 1 2 3 4 Brent Kelley. Beth Daniel (英語). about.com. 2009年8月31日閲覧。

外部リンク

[編集]