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名古屋競輪場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋競輪場
Image
旧正門(解体され現存しない)
基本情報
所在地

名古屋市中村区中村町68
北緯35度10分32秒 東経136度51分14.5秒 / 北緯35.17556度 東経136.854028度 / 35.17556; 136.854028座標: 北緯35度10分32秒 東経136度51分14.5秒 / 北緯35.17556度 東経136.854028度 / 35.17556; 136.854028

地図
名古屋競輪場の位置(名古屋市内)
名古屋競輪場
名古屋競輪場 (名古屋市)
電話投票 42#
開設 1949年(昭和24年)10月24日
走路 400m
施行者 名古屋競輪組合
民間委託 株式会社JPF
トータリゼータ 富士通フロンテック
重勝式投票 Kドリームス
マスコット 「くるくる」
公式サイト 名古屋競輪
配信サイト 名古屋けいりんくるくるチャンネル
実況
担当 藤澤宏己
記念競輪
名称 金鯱賞争奪戦
開催月 3月(次回は2027年)

2024年12月26日 更新
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名古屋競輪場(なごやけいりんじょう)は愛知県名古屋市中村区にある競輪場。施設所有および主催は名古屋競輪組合(愛知県と名古屋市による一部事務組合)。競技実施はJKA中日本地区本部中部支部。

概要

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名古屋競輪場は1949年に開設された。当初は中日球場にて組立バンクによる競輪開催(西宮競輪と同じ手法)する構想があったものの、名古屋市財政局からの強い要望があり、最終的には別個に新規で競輪場を建設することになり、現在地の名古屋市が土地を所有する中村公園北側に造成された[1]

2024年に正門が解体されたため、現在は北入場門が実質の正門となっている(後述)。入場料は無料(改札機が置かれているが、カバーが掛けられ稼働はしていない)。このほか、早朝外向前売発売所が2コーナー側に設けられている。

特別競輪(GI) は、オールスター競輪1958年1961年1963年1992年2005年2019年2020年[注 1]に、全日本選抜競輪2000年に、日本選手権競輪1950年2011年2014年2016年[注 2]2025年に、高松宮記念杯競輪が2016年[注 2]に、それぞれ開催されている。また、GIIである共同通信社杯競輪1996年2012年2022年[注 3]に開催されている。

記念競輪(GIII) は「金鯱賞争奪戦」として行われるのが恒例となっており、近年まで10月に開催されていたが、最近は3月[注 4]に時期が移動され、2025年は「金鯱賞争奪戦 名古屋グランパスカップ」として行われた。またS級シリーズとして現役時代は日本選手権競輪とオールスター競輪を制し、世界選手権にも出場したことがある高橋健二を称え、『高橋健二杯・メダリストカップ』が開催されている。

トータリゼータシステム富士通フロンテックを採用しており、2008年7月9日からは重勝式車券にあたるKドリームスの発売が行われるようになった。なお、2021年度より株式会社JPFによる開催事務の包括委託が行われる事になった。

マスコットキャラクターはコアラ[2]の「くるくる」。

2004年4月から2015年3月まではCS放送のスポーツ専門チャンネルEXスポーツにおいて「ケイリンライブ!」(2012年9月までの番組名は「ケイリンライブ!282(ツーパーツー)」)の放送を行っていたが、番組終了に伴い同年4月からはSPEEDチャンネルでの放送に変更になっている。

2016年3月、第69回日本選手権競輪の際に、地元大須のアイドルグループOS☆Uによる名古屋競輪場イメージソング「キミはHERO」が発表された[3][4]が、現在は使われていない。

ミッドナイト競輪は当初は他場で借り上げにて開催してきたが、2019年11月5日の開催より自場で開催している[5]。また、2022年2月25日よりモーニング競輪も開始している[6]。なお、当初ナイター競輪は実施していなかったが、同年8月27日より実施されている[7]

場内改修

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2024年まで2センター側にあった正門とスタンドが解体され、その跡地にBMXコースが造成され、2025年夏より「名古屋競輪場BMXレースコース」がオープン予定である[8]。なお、新たに設けられたBMXレースコースの入場ゲートから敷地外周沿いに通路・階段が整備されており、ここを通れば競輪場3コーナー付近の通路にアクセスが可能で、これが旧正門からのルートの代替となっている[9]

バンク

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400mを使用している[10](マッコーネル曲線[11])。バンクを建設する際に、走りやすくスピードが出しやすい様に設計された。その結果、追い込みに有利な短過ぎない直線、自力選手有利な角度を大きくとったカントを持っており、どの戦法の選手にも戦いやすいと言われているが、どちらかと言うと「余程遅く無ければ、どこから仕掛けても前団を捕まえられる」と捲り選手に有利なようである。

2005年春に2コーナー付近のスタンドを取り壊し、バック側まで芝生席を造ったため、そこから吹き込む風の影響がある。さらに、先述の通り2025年には2センターのスタンドも取り壊され通路のみとなった。ほかにも、2015年にはバンク内の池を撤去してフィールドを造成した。

敢闘門はバンクの内側にあり、選手は隧道で入退場する[12][13][14]

大画面映像装置は2コーナー側建物上部に設置されている。

ギャラリー

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交通アクセス

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場外車券売場

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廃止

歴代記念競輪優勝者

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優勝者登録地
2002年手島慶介群馬
2003年佐々木則幸高知
2004年小嶋敬二石川
2006年岡部芳幸福島
2008年渡邉晴智静岡
2009年木暮安由群馬
2010年加藤慎平岐阜
2012年吉田敏洋愛知
2015年神山拓弥栃木
2018年3月吉田敏洋愛知
同年5月渡邉雄太静岡
2022年[注 5]眞杉匠栃木
2023年山口拳矢岐阜
2025年深谷知広静岡
2027年

※ 1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

その他のG3

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種別開催名称優勝者登録地
2026年G3愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪

事件

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1965年7月19日 - 名古屋競輪2日目最終10レースで、選手6人の自転車が観客の投げ入れたクギ(長さ1cm程度の筋違いかすがい)を踏んで次々とパンク。競走途中でレースは不成立となった。これに怒った観客200人が審判長席や事務室に押し寄せたが、観客は同日午後8時ころまでに引き上げた[18]

脚注

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注釈

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  1. なお、COVID-19の流行と感染拡大の防止の観点から、無観客の扱いとして開催された(但し、事前に抽選した上で特別観覧席に観客を入れたが、招待制扱いとしたため、入場者数にはカウントしなかった)。
  2. 1 2 日本選手権競輪は2016年より5月開催へと移行したが、名古屋での開催は3月であり、2015年度の開催扱いであった。一方、高松宮記念杯競輪の開催は6月であり、2016年度の開催扱い。そのため、同じ年に2度GIが開催された形となった。
  3. COVID-19の影響で、入場制限を行った上で開催された。
  4. 2023年度は、7月に行われた。
  5. COVID-19の影響で、3日目と最終日のみ入場制限を行った上で開催された。

出典

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  1. 『競輪五十年史』などの記述より
  2. 名古屋市コアラにゆかりがある(1984年、東山動植物園へ初来日)。プロ野球球団中日ドラゴンズマスコットドアラも同様。
  3. OS☆U@3.26-森咲智美卒業公演- 5:08 PM - 11 Mar 2016
  4. 名古屋けいりん 公式イメージソング センターポジション争奪総選挙 結果発表!! 名古屋競輪
  5. 名古屋競輪場におけるミッドナイト競輪の開催について”. 名古屋けいりん (2019年8月10日). 2019年8月11日閲覧。
  6. “当地初のモーニング開幕戦、林昴が逃げ切った/名古屋”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年2月25日) 2022年2月25日閲覧。
  7. “岸和田でミッドナイト競輪を開催 7月と9月に2場所ずつ 名古屋では8月にナイター”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年5月10日) 2022年5月10日閲覧。
  8. 名古屋競輪場BMXレースコースについて”. 名古屋競輪組合 (2025年4月1日). 2025年5月5日閲覧。
  9. 場内紹介”. 名古屋競輪組合. 2025年5月5日閲覧。
  10. 施設紹介 【公式】名古屋けいりん
  11. バンクの特徴 名古屋競輪 旧サイト
  12. 後1ヶ月半で♪(^o^)♪ - 競輪選手会愛知支部のブログ、2016年1月27日
  13. 名古屋けいりん 7:08 PM - 14 Dec 2015
  14. 名古屋けいりん 7:09 PM - 14 Dec 2015
  15. 競輪場外車券売場「サテライト岡崎」の開設について”. KEIRIN.JP. JKA (2025年5月15日). 2025年5月16日閲覧。
  16. “場外車券売り場『サテライト名古屋』閉館へ 名古屋競輪組合「経営不振、新札への券売機対応は困難」”. 中日スポーツ (中日新聞社). (2024年3月8日) 2024年3月9日閲覧。
  17. サテライト名古屋【公式】 [@st_nagoya2012] (2024年3月9日). “【車券販売サービス終了のお知らせ】”. X(旧Twitter)より2024年3月10日閲覧.
  18. 「観客がクギ投げ込む パンク続出で中止」『日本経済新聞』昭和40年7月20日 15面

外部リンク

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