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フジテレビワンツーネクスト

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フジテレビ本社ビル(FCGビル

フジテレビONE TWO NEXT(フジテレビ ワン ツー ネクスト)は、フジテレビジョンが運営する衛星放送向けの専門チャンネルの総称である。

チャンネル一覧

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フジテレビは2026年現在、自社や系列局が製作した番組を中心に編成して放送する3つのチャンネルを運営している(フジテレビは番組供給事業者でもある)。

各チャンネルの詳細はそれぞれの項目を参照のこと。

  • フジテレビONE スポーツ・バラエティ(フジテレビワン スポーツ・バラエティ、以下ONE
    • 1999年4月1日 - 「フジテレビ739」(フジテレビななさんきゅう、以下739)として開局。
    • 2009年4月1日 - 「フジテレビONE」にチャンネル名を改称。
    • 2012年4月1日 - 「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」にリニューアルした。
    • チャンネルロゴは人差し指を立てたもの。色は青。
  • フジテレビTWO ドラマ・アニメ(フジテレビツー ドラマ・アニメ、以下TWO
    • 1998年4月25日 - 「フジテレビ721」(フジテレビななにいち、以下721)として開局。同年7月1日有料放送開始。
    • 2009年4月1日 - 「フジテレビTWO」にチャンネル名を改称。
    • 2012年4月1日 - 「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にリニューアルした。
    • チャンネルロゴは人差し指と中指を立てたもの。色は赤。
  • フジテレビNEXT ライブ・プレミアム(フジテレビネクスト ライブ・プレミアム、以下NEXT
    • 2008年4月1日 - 「フジテレビCSHD」(フジテレビシーエスエイチディー、以下CSHD)として開局。2009年4月1日有料放送開始。
    • 2009年4月1日 - 「フジテレビNEXT」にチャンネル名を改称。
    • 2012年4月1日 - 「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」にリニューアルした。
    • チャンネルロゴは親指と人差し指を伸ばして右方を指す。色は深緑。

放送終了

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  • ディノスチャンネル
    • 2003年3月18日 - 「フジテレビ.ディノス」として開局。
    • 2006年10月1日 - 「ディノスチャンネル」にチャンネル名を改称。
    • 2007年12月31日(e2 by スカパー!(現・スカパー!e2)では同年3月31日) - 放送終了[1]
    • テレビショッピング専門チャンネルとして、開局から閉局まで終日無料放送だった。

沿革

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1997年5月、フジテレビジョン(現在のフジ・メディア・ホールディングス)はソニーとともにニューズ・コープソフトバンクによって設立された衛星放送プラットフォームジェイ・スカイ・ビー(JスカイB)1998年5月に日本デジタル放送サービス、現在のスカパーJSATと合併)にイコールパートナーとして資本参加する。

JスカイB株主各社が出資した番組供給会社であるスカイエンターテイメント(現在のJ SPORTS)に番組を供給するとともに、1998年には自ら委託放送事業者としてスカパー!・SKYサービスで2チャンネル分の認定を受け同年4月25日に「フジテレビ721」(Ch.721)、翌1999年4月1日には「フジテレビ739」(Ch.739)の放送を開始する。

2000年、スカイエンターテイメントの再編に伴い同社が運営していた日本映画専門チャンネル時代劇専門チャンネルの受け皿となる新会社日本映画衛星放送に出資するとともに同年3月で放送終了した『北野チャンネル』の受け皿として721で『チャンネル北野』(2005年4月より『チャンネル北野eX』に番組名変更)の放送を開始する。

2002年に放送開始したスカイパーフェクTV!2(現在のスカパー!)ではフジテレビが出資するサテライト・サービスで3チャンネル分を確保、721・739に加えて翌2003年3月18日にはテレビショッピング専門チャンネル「フジテレビ.ディノス」(2006年10月1日に「ディノスチャンネル」に改称)を放送開始。のちにスカパー!でも放送を開始したが、2007年12月31日に放送終了している。

2003年7月1日より、映像・音声情報の伝送容量が2チャンネルの合計で11Mbps(単体では最大7Mbps)の放送が可能となった。それまでは約4Mbps・合計約8Mbpsだった[2]

2005年5月1日より、視聴料を月額735円から1050円(いずれも税込)に改定。

2007年6月、CS事業部はデジタルコンテンツ局ペイTV事業センターに改組。

2008年4月1日、スカパー!で民放キー局主体でのCSによる初のハイビジョンチャンネルとなる「フジテレビCSHD」の放送を開始。同年10月にはスカパー!HDでの放送も開始している。2009年3月末まではキャンペーンとして、スカパー!で721・739の両チャンネル契約者(「e2基本パック」契約者含む)、およびスカパー!HD契約者であれば無料で視聴可能であった。

2009年4月1日、チャンネル名の変更を中心とした大規模な再編を実施(チャンネル名は前述の通り)。同年にはONE・TWOにおいてもハイビジョン放送を順次拡大していった[注釈 1][3]

当時フジテレビ地上波(アナログ・デジタル両方)において2008年12月から先行して運用を開始した地上波・BS・CSの3波統合型マスター(東芝製)に移行し、スカパー!ではONE・TWOの全番組が画面比16:9フルサイズのSD放送となる(4:3サイズの番組・CMは一律で額縁放送。NEXTはこれまで通りハイビジョン放送)。当時のスカパー!SDでは、ハイビジョン制作の一部番組ではレターボックス放送となっていた(4:3サイズの場合はチャンネルロゴは非表示となる)。

2010年6月、デジタルコンテンツ局とライツ開発局が統合、クリエイティブ事業局に改組されたことに伴い、ペイTVセンターもクリエイティブ事業映像センターに改組。

2012年9月28日、衛星基幹放送におけるNEXTの放送事業者がスカパー・エンターテイメントからONE・TWOの放送事業者であるサテライト・サービスに移管。これにより同じ物理チャンネルで放送しているONE・TWOとの伝送量の調整が可能[注釈 2] となり、スカパー!にてONE・TWOのハイビジョン放送を開始した。その後、ごく一部の番組に限られているが字幕放送も実施するようになった。

2016年12月1日、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。

契約方法

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スカパー!プレミアムサービスを含む)では、ONE・TWOは原則として2チャンネルセットでの契約となる[注釈 3]。NEXTの開局後はONE・TWO・NEXTの3チャンネルセットのほか、NEXTのみの単独契約も可能となっている。

ケーブルテレビでは当初はオプションチャンネル扱いとなる局が多かったが、JCNで2009年4月1日からONEとTWOが別料金不要の基本プランに組み込まれたのをはじめ[4][5]、2010年4月1日からのJ:COM[6]eo光テレビのほか、その他の事業者でもONEとTWOがハイビジョン化に前後して基本プランに組み込まれるケースが増えている[注釈 4]。一方で、NEXTはほぼすべての事業者でオプションチャンネルの扱いである。

放送形態

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チャンネルロゴは2009年4月1日より3代目のものが画面右上に表示されている。地上波やBSフジで使われている目ん玉マークとは異なり、人間の左手をイメージした独自のマークを使用している[注釈 5]

放送マスターが地上波・BSと一体化しているため、地震情報緊急地震速報津波注意報警報・大津波警報の発令域テロップはフジテレビ地上波と共通の仕様で同時に表示される。地上波ではフジテレビの放送エリアである関東地方で強い揺れが予測された場合に限られるが、ワンツーネクストではBSと同様に地域を問わず表示される。キー局系の衛星放送チャンネルで、全チャンネル一斉に速報テロップの表示を行うのはフジテレビが唯一である(他系列ではニュース専門チャンネルのみ表示される)。

毎月更新される番宣スポットCMでは、森久保祥太郎がナレーションを担当している[7]。かつてはフジテレビアナウンサーの中から1名が顔出しで出演する局名告知(ジャンクション)が放送されており、「フジテレビONE・TWO・NEXT」と各チャンネルのロゴのポーズをしていた。

番組に関して

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ワンツーネクストはフジテレビの事業部による運営のため、各チャンネルオリジナルの番組のスタッフクレジットでは、「制作 フジテレビ(目ん玉マーク)」とクレジットされる(目ん玉マークは表示しない場合もある)。

721・739時代には編成の都合上、時折相互に放送チャンネルを入れ替える場合があった(主にスポーツ中継の放送時)。2012年4月1日の改編以降はチャンネル単位で番組ジャンルが分けられたため、プロ野球中継が2試合重なる日[注釈 6]などを除いて、放送チャンネルの入れ替えの措置は減っている。

また、かつてのCSHD(現在のNEXT)は721・739と共通の番組を同時放送することがあり、該当する番組の放送前には「このあとの番組は スカパー!HDの613チャンネル スカパー!e2の306チャンネルでは ハイビジョンで放送します」といった旨の案内CMが流れることがあった。

番組表上の一日の基点は6時となっているが、6時をまたぐ番組(海外でのスポーツ中継など)に関してはシステムの都合上、6時を境に分割して表示される。EPGではその旨が番組説明に表記されている。

キー局系の衛星放送チャンネルでは、地上波で全国放送されるニュース・報道番組の時差ネットを一定数行なっているが(災害発生時等の有事に行われる同時ネットを含む)、ワンツーネクストでは2012年3月23日に全て打ち切られており、BSを含む衛星放送を通じて同局のニュース・報道番組を視聴することはできなくなっている。その後、同局のニュース・報道番組はNOTTVおよびフジテレビオンデマンド(現在のFOD)のホウドウキョク24を経て、2026年現在はYouTubeに開設された「FNNプライムオンライン」やTVerの「FNNフジテレビNEWS24!」に媒体を移している(後者は既にサービス終了)。

アニメ番組はフジテレビ制作のものに加え、2010年代には『YAWARA!』・『グラップラー刃牙』・『無敵超人ザンボット3』・『ギャラリーフェイク』などの他系列で放映された作品もラインナップされていた。2020年代以降は『ONE PIECE』のみに縮小傾向となっているが[注釈 7]、2026年4月より『サザエさん』の放送を開始している[8]

かつてはフィラーとして、サザンオールスターズの『TSUNAMI』をバックに江ノ電小泉今日子の『丘を越えて』に浅草寺Kiroroの『ラン ラン ラン』に町田リス園などの環境映像が流れる(かつてのフジテレビのフィラー『JOCX-TVフィラー』に似ている。画面比4:3SD収録)。

フジテレビワンツーネクストで放送される番組

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ここではONE・TWO・NEXTのうち、2つ以上のチャンネルにまたがって放送される番組について記す。それ以外の番組についてはONE・TWO・NEXTの項を参照。

スポーツ

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バラエティ

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ドラマ・映画

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  • フジテレビ製作映画のメイキング番組 ONE・TWO・NEXT
公開初日の舞台挨拶の模様を生中継する作品もある。なおメイキング、初日舞台挨拶は日本映画専門チャンネルでも放送されるほか関西テレビと共同制作された作品(『アンフェア the movie』など)の場合は関西テレビ☆京都チャンネルでも放送された。

情報、その他

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過去に放送された番組

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元々は『チャンネル北野』、『チャンネル北野eX』の1コーナーだったが、ワンツーネクスト開始を機に10分間の独立番組となった。

番組表が掲載されている新聞・雑誌

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一部の新聞やテレビ情報誌では、ワンツーネクストの番組表が掲載されている(原則としてONEとTWOのみ)。

など

脚注

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注釈

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  1. スカパー!HDではONEが5月1日、TWOが10月1日開始。eo光テレビでは5月1日から、J:COMでは7月1日から、JCNでは10月1日開始。
  2. 衛星放送の伝送量(スロット数)は放送事業者ごとに放送免許によって定められている。放送事業者(サテライト・サービス)かつ番組供給者(フジテレビジョン)がそれぞれ同一であることから実現の運びとなった。
  3. パックセットの「スカパー!セレクト10」・「スカパー!セレクト5」では、ONE・TWOのいずれか一方のみを選択することもできる。また、「プロ野球セット」の契約者は各チャンネルのプロ野球中継のみ視聴可能となる。
  4. J:COMやeo光テレビのように、アナログ放送のチャンネルが併存していた時期は、デジタル放送のチャンネルのみ基本プランに組み込まれる事業者もあった。
  5. 初代のものは「721」と「739」を描いたもの、2代目はフジテレビの「フ」を丸で囲んで白抜きにしたものだった。2代目のマークは各チャンネル共通で、3代目と同じ色分けとチャンネル名を併記して区別していた(「フ」およびチャンネル名の字体は、フジテレビの歴代のロゴとは異なる。閉局したディノスチャンネルも同様で、色は緑だった)。また、2代目までは画面右下に表示されていた(F1グランプリや関連番組のみ消去)。
  6. 2026年現在、ワンツーネクストでは東京ヤクルトスワローズのホームゲーム(番組名は『SWALLOWS BASEBALL L!VE』)、埼玉西武ライオンズのホームゲーム(番組名は『LIONS BASEBALL L!VE』)、系列局が放映権を持つ巨人のビジターゲーム(番組名は『プロ野球中継』)の3種類の生中継を実施している。
  7. フジテレビ制作の作品は、アニマックスAT-Xで放送されるものが増加している(前者は作品の製作委員会に参加する場合もある)。
  8. フジテレビONE TWO NEXTでの中継は、2019/2020シーズン以来となる。また今季よりフジテレビオンデマンド(FOD)でも同時ライブ配信。
  9. 2011年のJ1は毎節9試合の生中継がスカチャンTBSチャンネルJ SPORTSで行われるが、e2のスカチャンは5チャンネルしかなく、一斉開催の場合に全試合生中継ができない一部試合を放送。e2では無料放送。2012年はスカイ・A sports+が放送チャンネルに加わったのと、不足時はJ SPORTSが1と4の2チャンネルで放送するため行われていない。

出典

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関連項目

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外部リンク

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